診療科
部門
当検査科は2名の臨床検査技師で業務にあたり、早く正確に信頼できる検査結果を臨床に返して診療の一助となることを目的とし、日常的に検査機器の管理や精度管理などを行っています。
更に、おんが病院検査科と同システムを導入することにより、迅速な連携と対応が可能となっています。
超音波検査士・・・1名 認定一般検査技師・・・1名
赤血球数やヘモグロビン濃度、白血球数や白血球分類、血小板数などを測定し体の異常の有無を調べます。
ヒトの体液(血液、尿、腹水、胸水、関節液など)に含まれている種々の肝機能系酵素(AST、ALT、LDH、ALP、γ-GT、CK、総ビリルビン)、脂質系(HDLコレステロール、LDLコレステロール、総コレステロール、中性脂肪)、腎機能系(尿素窒素、クレアチニン、尿酸、Na、K、Cl)、その他(総蛋白、アルブミン、CRP、血糖、HbA1c)などを自動分析装置で測定し、その検査結果を含めて主治医は総合的に判断し治療に当たります。
尿試験紙で尿中に蛋白(アルブミン)、糖、潜血、白血球、細菌などが含まれているかなどを調べます。これによりある程度の身体の状態の予想や推定ができます。更に、尿を遠心分離機にかけ尿中の固形成分(上皮細胞、赤血球、白血球、細菌、異型細胞、塩類など)を顕微鏡で観察し詳しい情報を提供します。
心電図、24時間ホルター心電図、心臓エコー、腹部エコー、頸動脈エコー、下肢静脈エコーなどの検査を行っています。患者さんからの質問や疑問に対しては分かり易く説明し、不安や緊張なく検査が受けられるように心掛けています。これらの検査により、患者さん自身が気付かなかった病気や血液検査では分からなかった病気が見つかることもあります。
2023年11月には超音波診断装置を新しくし、より鮮明に早く検査できる様になりました。更に、肝臓の線維化等をみる弾力を測定する機能も搭載されています。
ノロウイルス検査、インフルエンザなどの迅速検査や血液ガス分析、喀痰などの塗抹染色による抗酸菌の鏡検も行っています。
2021年12月より発熱外来の設置に合わせ、SARS-CoV-2のPCR検査を開始し、現在は検査機器を増やし、8検体同時に測定できるようになりました。