2020年04月
【新年度を迎えて】
地球上には76億人の人々が生活していますが、共通の問題として、地球温暖化、森林の減少、水と食料の不足、貧富の拡大、ゲリラ、石油の枯渇、核爆弾など多くの深刻な問題がある中、今度は新たに目には見えない新型コロナウィールスとの戦いが始まりました。ヒトは英知を絞り、新型コロナウィールスをコントロールできる日もそう遠くはないとは思いますが、それまでは感染が出来るだけ広がらないように、不自由な日常生活が強いられるのも已むおえない事でしょう。
さて、4月から総院長として兼松隆之先生、看護部長として松坂まり子さんをお迎えすることになりました。兼松先生は、長年、長崎大学の教授や長崎市民病院の理事長・院長を歴任されており、おかがき病院に新風を吹き込んでいただけるものと期待しています。
一方、看護部部長でお迎えする松坂さんは、九州中央病院や関東中央病院で師長や副看護部長としてのご経験が長く、おかがき病院の看護部の皆さんに活気とやる気を与えていただけるものと楽しみにしています。
おかがき病院は、急性期の病院での治療が終わった患者さんに、引き続き自宅退院を目指して継続的な治療を行う病院として、40床の回復期リハビリテーション病棟、60床の地域包括ケア―病棟を有しており、さらに、22床のショートステイ、通所リハビリテーション、重症認知症デイケア(にこにこクラブ)、もの忘れ外来など、医療と介護が連携して切れ目のないサービスを提供しています。これからも地域の方々の為に奉仕でき、同時に、多くの住民の皆様方から信頼される病院になることを願っています。
令和2年4月1日
遠賀中間医師会おんが病院,おかがき病院統括院長
杉町圭蔵