2021年01月
【早いコロナの終息を願って】
あけましておめでとうございます
世界中がコロナで明け暮れた2020年は、あっという間に過ぎ去り、新たな年を迎えました。しかし、新年になってもコロナの猛威は衰えるどころか、まだまだ感染者は増加の一途を辿っており、終息の気配は全く見えません。感染者は世界では8500万人、死者180万人、国内では感染者25万人、死者3700人に達しています。
政府はコロナの終息を待つことなく、Go Toキャンペーンを始めましたが、これは勇み足で性急過ぎます。今はコロナ終息に向けた取り組みが最重要で、コロナが終息してからGo Toキャンペーンは行うべきでしょう。
このまま患者が増加していくと、1年延期になったオリンピックの開催がだんだん怪しくなってきます。
外国では、ワクチン接種がすでに始まっており、日本でも3月から接種が始まるというニュースに大いに期待を寄せていますが、ワクチンでコロナを抑え込むためには、少なくとも国民の半分以上が接種を受ける必要があり、それには、まだまだ時間がかかります。
遠賀・中間地区でもコロナ患者さんは多発しており、おんが病院では、医師会の先生方と協力して「ドライブスルーのPCR検査センター」を屋外にプレハブで新設し、コロナ感染の可能性のある患者さんを一般の外来患者さんとは離れた場所で検査できるようにいたしました。
一方、おんが病院には、発熱者やコロナ患者さんが入院されており、職員は常に危険に晒されていますが、各人が予防を徹底して、職員自身がコロナに感染することなく、医療人として積極的に社会的責任を果していきたいと存じています。
令和3年正月
杉町圭蔵